高校中退・中卒からの通信制大学挑戦日記-Eurekaweb

もがき続ける中年女性。金なし、コネなし、志あり。将来は落語でいうとなんでも知ってる江戸のご隠居さんを目指しています。

ありがとう。10年目のさようなら。

昨日、愛犬が亡くなった。9歳5ヶ月。大きな病気もしたことがなくて、数日前に少し呼吸が荒いので病院に見せようと思っていたところだった。

昨日の朝も元気に吠えてご飯もしっかり食べれていたのだけど、仕事をしている最中、夫から連絡があって、急変したのですぐに大きな病院に連れて行く、と。

それから気が気ではなくて定時に仕事が終わると会社を飛び出し、すぐに病院に向かった。もうその時点で今夜乗り越えられなければ無理だろうと聞いていた。

無理なのであれば家で看取ってあげたいと思ったのだけれど家に連れて帰ると確実に呼吸困難になってとても苦しい最期を迎えてしまうと言われたらしい。

駅に着いてバイクで病院に向かっている最中に一旦帰宅していた夫に「すぐに戻ってきてください」と言う病院からの連絡があった。駆けつけると、一度心臓が止まってから何とか息をしだした状態だけれども、このまま延命を続けてもあと数時間。

抜管をして看取ってあげると言う決断もできると言われた。もう苦しいのはかわいそうだし見ていられないので、看取る決意をして抜管。体を触ってあげると口を大きく動かして何かを訴えているようで、夫と2人で大きな声をあげて泣いていた。

私と夫の生活にはずっと愛犬がいた。正確にいうと私が独身時代に飼い始めた犬で、その後に夫がやってきて、家族の一員として過ごしてきた。私はそんなに「うちの子!!!」というタイプではないけれども、我が家にとっては犬はかけがえのない家族だった。

ペットを見送るのは初めてだ。いつかこういう日が来るとわかっていたのだけれども、目に見えて弱っていたわけではなくてあっという間に逝ってしまい、気持ちの整理がつかない部分もある。昨日は泣いて泣いて、あまり眠れなかった。そういう状況の中でも、振り返ると楽しい思い出ばかりで、ビビリで猫に追いかけられておしっこを漏らしてしまったことや、砂浜で元気に走り回っていたことなどを思い出して思わず笑顔になる。

私はいい飼い主だったかな、なんて問いかけない。そんなものに答えはなくて、ただあるのは彼と私たちが過ごした10年という月日とたくさんの思い出だ。私は家にいない時間が長いので、看取れないことだけが一番不安だったのだけれども、私の到着を待っていたかのようにそのときは静かにやってきた。

 

彼がくれたたくさんの愛に感謝して、旅立ちを見送ろう。

ありがとう、さようなら。